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【DC】別れても好きな人【降谷(安室)※長編裏夢】

第28章 調教(ver:降谷)※裏


「ほら、ちゃんと喘いでください」

下唇を噛んで声を堪える私の口に指を入れて…口を開けさせる。
陰茎を締め付けて…感じたくない、とその指を噛みそうになっては…零の綺麗な指を傷つけたくなくて。

「んっ…ぁっ、あんっ…」
「……○○、指噛んで大丈夫ですよ」
「んぅ…!や、だ…」

その指は私の大好きな指。
その指と舌を絡めて…腰を揺らした。

「…腰、…揺れてますよ」
「あっ、あん…っ…はは、…軽蔑した?」
「いえ…興奮しますね」

零の指を咥えながら…腰を揺らし。

「……○○…このままで良いですから…言い訳をさせてください」

零の熱が、動くのをやめて。
それじゃ嫌だと腰が揺れる。

「…ベルモットは確かに僕にその行為を教えてきましたが……貴女と同じように触れたことは一度もありません」
「きす…っ…零のキスと…そっくりで」
「…それは、正直貴女が傷つくからですよ」

私の唇を…指でなぞられて。

「組織に入る前から○○と出会ったんだから……おかしいだろ?普通に考えて」
「…っ…でも」
「信じる信じないは○○の自由だけど……俺がしたいと思ったんだ」

言い訳を、と。
胸が痛い。

「…組織の人間として、ベルモットだけではなく他にも抱いた」

私とこういう関係になってからも、と…

「でも一度も○○と重ねたことも…気持ち良いと思えたこともない」
「……ずるいよ…」

そんなこと言われたら…この瞬間だけ黒い感情が流れてしまいそうで。

「早めに…ベルモットには貴女に手を引かせます…必ず守ります」
「…ごめんなさい」

ごめんなさい…
それは多分、…無理なんだ。

「そんなことしたら、バーボン(あなた)の弱みになる」
「…ですが」
「零だけの…私でいられなくて、ごめんなさい」

嫌わないで。
これから先…どんな風になっても。
貴方の側にいることを許してほしい。

「っ…○○、…突然締め付け方変わるのやめてください」
「ぁ…や、それは…っ…好きだなって…思っちゃったんだもん…」
「…僕も好きですよ…」

とりあえず愛させてもらって良いですかと。

「…さっきまでどこでナニをしていたのか、きちんと説明してもらいますけどね」

それは後です、と零がキスをして…
私は、それだけでイっていた。


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