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【DC】別れても好きな人【降谷(安室)※長編裏夢】

第28章 調教(ver:降谷)※裏


「おかえり、遅かったな」

家に帰れば、零がいて。

「……なんて顔するんだよ」

会いたくなかった。
私はきっとそれを隠せてない。
触れて来ようとする零の手を避けて…首を振る。

「…っ…ごめんなさい…会いたく、ない…」

貴方に会いたくない。
触れられたくない。

「大丈夫だから…っ…今週末のことなら…なんとかするから」

だから貴方に今は
今だけは

「…ごめん、零…帰って」

貴方の帰る家で、ありたかったのに。
ただいま、と零が言える場所でありたかったのに。

「それはできない」

傷ついた笑みを浮かべられて、行き場のない手が…拳を握っていた。

「…消毒、させて欲しい」
「………怪我なんてしてない」

違う。
零のいう消毒は…
男の人に抱かれた私の話。

「今、零とは何もできない」

したくない。
…だって…

「…っ…そばにいて、欲しくない」

嫉妬で苦しくなる。
責めたくないのに責めてしまう。

「今週末のことなら…知り合いに協力してもらうことにしたから…零は大丈夫だよ」
「は…?」
「複数人なんて、…薬の時にだけだから自信ないんだけど…」
「待て」
「…零…」

別れよう、と喉元まで出た。
でもそれ以上先に行けないのは…私が一番嫌なことだから。

「○○に教えるのは…俺だ」
「それが嫌だって言ってるの…!!零に触れられると…あの女の人とキスしてるのが…っ」

頭を抱えて首を振る。
消したい。
消えて欲しい。

「あの人にキスされた時…零とそっくりだった…っ、大好きな零とのキスが…」

これ以上、私の大切な零との記憶を汚されたくない。

「…零とは…エッチしたくない…キスも…なにも」
「………はぁ、…それでは」

零が私の手を掴み、組み敷いた。
…なにが起こってるのか一瞬わからなくなるくらい早かった。

「降谷零としてではなく、…組織の人間として貴女をこれから抱きます」
「っ…やだ…零…っ…」
「貴女は男が喜ぶ術を覚えなければ…あぁ、風見も呼びますか?それとも毛利小五郎?」

下半身だけが脱がされて…
零が陰茎を蜜口に当てて…

「…あぁ、なんだ………さっきまで抱かれていたんですか」

濡れてるし柔らかいと、慣らしもせずに…零が挿入ってきた。



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