• テキストサイズ

君とならキスだけじゃ【TIGER&BUNNY】

第19章 Just LOVE 前編


「バニーって、ほんっと残念なハンサムだよなぁ~」

「どうして僕が残念なハンサムなんですか?」

「だって、俺なんかとイチャつかないでさーもっと……」

するとバニーは、俺が言い終わらないうちに

「違いますよ、虎徹さん。僕は世界で一番幸せなハンサムですよ?
 こんなに素敵で可愛い恋人がいるんですから」

いや、ハンサムは否定しないのね、バニーちゃん。

でも

「可愛いのは、バニーだろ?」

「何を言ってるんですか?貴方ですよ?」

「だっ!お前だろっ、何言ってんだよっ!!!」


『………………』


無言で見つめ合ってると

「今から貴方の可愛いところ、証明してみせますよ」

「はぁ~?そんなの、俺だって証明してやるよっ!」


『………………』

また無言……



無理ッ!

ぷっ……と、俺が先に噴き出した。


アハハハハっ!!!

ほんと二人して何言ってんだ!二人の大きな笑い声が響く。

そしてまた、指をしっかりと絡め直すと、俺達は今度はゆっくりと甘いキスをしてから

バスルームに足をむけた。

そして洗面所で服をササッと脱ぐ。
じゃねーと、バニーのヤツ、ねちっこく脱がそうとしてくるからさ……

なんか、恥ずかしいんだよなっ!

ま、あんま傷も見られたくないんだけどよ……




/ 429ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp