第15章 How to A B C & ...!? 前編 A&B
「なぁ……バニー?」
「ア……な、何ですか……ン……」
僕は必死で声を堪えながら返事をした。
「あのさ~俺、やっぱり男同士のやり方わかんないからさーシャワー上がったら、調べてもいい?」
そんな事を聞きながらも、虎徹さんの手はずっと上下に動いている。
「ア、ン……はっ……はい……僕もわからない……ン……で……」
なんとかそれだけを伝えると、今度は虎徹さんの硬いコテツさんとぴったりと引っ付いた。
そう虎徹さんがボクとコテツさんの2本を同時に握っている。
「あーやべ……これ、気持ちいーわ……」
「ア、ア、ア…………ハィ…………」
ボディーソープなんて、とっくに流れているのに、ヌルッとしたモノが僕達二人を濡らしていく。
シュッシュッと規則正しく、擦られている音に
ニチャ、ニチャ……
と、粘着質な音もシャワールームに反響している。
そして僕達のキスの水音も……
目を閉じていても感じる。
聴覚も刺激されている。
「ばに……きもち、いい?」
「は……い……虎徹さ……僕、僕……もぉ…………」
少し先に僕が、でもそのすぐ後に虎徹さんが……
そして虎徹さんの手は、二人分の白いモノで濡れて……
それを、また塗りつけてくるけど……
敏感になったソコには、刺激が強すぎて
僕の腰が本当に砕けてしまい、床にへたりこむと
また虎徹さんが、僕をお姫様抱っこをして
ベッドまで運んでくれたんだ……