第15章 How to A B C & ...!? 前編 A&B
僕はシャワールームに入る前に、虎徹さんのパンツを脱がせた。
そして初めてじっくり見るコテツさんに、僕の喉も鳴った。
「明るいとこで、そんなじっくり見んなよ~」
黒々としたアンダーヘアーの間から、しっかり大きく硬くなったコテツさん。僕のモノよりも、硬いんじゃないかな……これ……
もう一度、ゴクッ……と喉が鳴った。
こ、今夜……虎徹さんと……
「バニー先にシャワー浴びようぜ、洗ってやるからよ」
「は、はいっ!」
いつの間にか手に泡をたくさんつけて、僕の腕や背中を洗ってくれる。
僕も虎徹さんの身体を洗おうとしたら……
虎徹さんは僕に身体のキズを見せるのすらイヤがるから、洗わせてくれない。
その代わり泡だらけの僕を抱き締める。
「へへ……ソープごっこみてーだなぁ~」
「?何ですか?それ」
「あ、知んない?じゃいいの。ほら、気持ちいいだろ~?」
泡だらけの僕達は、同じ匂いに包まれている。
そして虎徹さんの手が、僕のボクに伸びてきた。
ビクッ!!!と身体を震わせてしまった!
「うわ……バニーちゃんのここ、すげーことになってんな~」
ボクは今、虎徹さんの硬い手のひらに包まれているんだ……