第15章 How to A B C & ...!? 前編 A&B
アンダーウェアだけになった僕を、上からじっと見下ろす虎徹さん。
そして
「男にこんなこと言っていいのかなぁ……」
「な、何ですか……?」
「キレイだバニー……すごく……」
その言葉は素直に嬉しかった。
僕はきっと虎徹さんに凄く愛されている。
そう思える自信になる言葉のように感じたんだ。
虎徹さんは自身のベストを脱いで、次に右手だけを駆使して器用にネクタイを外しシャツも脱いでいく。
虎徹さんの左手は僕のシャツをめくって、僕の胸の上に手があったから……
次にまたキスをしながら、今度は虎徹さんがズボンを脱いでいるのがわかった。
いつの間にか、僕達はアンダーパンツ1枚になっている。
布越しにお互いに硬くなったモノを感じていると、虎徹さんが僕のパンツに手をかけた。
そして勢いよく飛び出したボクを見て、虎徹さんが……
ゴクッと喉を鳴らした。
「な、なんかバニーの……でっかくないか……?」
「えっ?そ、そうですか?」
そんなの他人と比べた事がないから、よくわからない。
「…………とりあえず、シャワーでも浴びるか」
「は、はい」
全裸になった僕を虎徹さんが、手を引っ張って起こしてくれた。