第15章 How to A B C & ...!? 前編 A&B
スプリングのよく効いたベッドの上で、僕の身体が少し跳ねた。
「いやーバニーちゃん、筋肉質だから見た目より重いのな~」
「そ、そうですか……」
なんだか照れ臭い僕は起き上がろうとした。
でもその僕の上に、虎徹さんが覆い被さってきた!
「起きんの?」
「え、えっと……」
「ダメー……」
虎徹さんが僕の両腕をベッドに縫い止め
顔を近付けてきた。
「あ……」
また、虎徹さんが僕の唇を塞ぐ。
舌を絡めて、何度も何度も僕を味わうように激しいキスを重ねてくる。
僕はそれを必死で受け止める。
すると虎徹さんの膝が……
僕の両足を開くように、入ってきた。
そしてそのまま膝で、僕のこ、股間をっ!!!
グリグリ……って!!!
「バニーちゃん……興奮……してる?」
虎徹さんが唇を離して、僕に聞いてきたっ!
「あ、当たり前じゃないですかっ!!!」
この状況で興奮しない人がいるんだろうか!?
恥ずかしさで、頭が沸騰しそうだ。
でも虎徹さんは、嬉しそうに笑うと
「そっか~良かった~ちゃんと俺に興奮してくれんだな」
って!