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君とならキスだけじゃ【TIGER&BUNNY】

第14章 君となら視線だけで


助かるのホントに。
ハンサム、教え方丁寧だし、分かりやすいし。

一度、虎徹さんに聞いてみたら

「あぁ?こんなの、バーンってやって、ドーーーンってやりゃあ、いいんだよ」
って……

いいの、わかってる。
人には適材適所って言葉があって、もうね、ほんっっと
ヒーローしてる時の虎徹さんは、ステキで
犯人追ってる時の、背中なんてステキ過ぎて直視できないし、
救助する時の、優しい眼差し。
よくするドジだって、一生懸命過ぎてやっちゃうだけで、それもまた可愛い。

カッコよくて、ステキで、でもキュートなとこもあって、

おまけに

私が歌っている時に向けられる視線……
もうね、セクシー過ぎて……



それだけで、それだけで…………




「何ボーッとしてんだ?」


「へっ!……うわっ!!!」


突然、虎徹さんの顔が目の前に現れたっ!!!


「何、その驚き方!おっさんみてー」

「ひ、ひどいっ!!!」


うっとりと恋人の事を考えていたら、その恋人の顔が急に目の前にあるんだよ!?

びっくりするよね、ふつう!?


ドキドキする胸を押さえていたら、



チュッ



軽く口にキスされた。

「え?」

「あんま可愛い顔したら、ダメ。おじさん、我慢出来なくなっちゃうでしょー」

「は、ハンサムが……」
私は顔を赤くして、キョロキョロと周りを見た。

「ん?バニーならトイレって、、、聞いてなかったのかよっ?」

「え、へへ……」


アナタの事を考えてました、なんて言えないよね。



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