第8章 バニーちゃんの恋人
「おおッ……ブルーローズ……お前、声でかいわ」
「ええーーっ!タイガーさん!何でこんな小さくなってんのぉ~!?」
ブルーローズさんの後ろから、ドラゴンキッドさんも来たようで、驚きの声をあげている。
「あら、アンタたち。ちょうどいいわ~これ、見て頂戴」
ファイヤーさんが何かを持って、戻ってきた。
「だっ!何だこれ!?」
う……気になる……
楽しそうだな……
僕はトレーニングしながら、横目で見ていた。すると折紙先輩が
「バーナビーさん、行ってみましょう」
あ、そっか。そんなジットリ見なくても、そうやって気軽に行けば良かったのか……
こんな付き合い、したことないからわからなかったな……
思わず照れながら、皆が集まってワイワイ言ってる輪に入ると
「なっ!!!虎徹さんっ!!!どこの女ですか!?それっ!!!」
なんと僕が用意した、タオルを敷き詰めたカゴに、見知らぬ金髪女と寝転がっているじゃないかっ!!!
酷い裏切りだ!!!
ん?
見知らぬ女……?