• テキストサイズ

君とならキスだけじゃ【TIGER&BUNNY】

第8章 バニーちゃんの恋人


折紙先輩がいつのまにかトレーニングルームを出ていたようで、何かを手にして戻ってきた。

「はい、タイガーさん!やっぱりコレ必要ですよね!僕のポーターから持ってきましたよ!」

「お!さすが折紙っ!気が利くなぁ~」

「後で写真、送って下さいね」

「おう!任しとけっ!それ、バニー預かっといてくれ」

「え、えぇ……」

僕は何故か、折紙先輩から、木のカップのような物を預かった……


「バーナビーさん、これですよ、これ」

折紙さんが、タブレットである動画を僕に見せてくれた。

それは、日本のアニメで凄く有名なモノらしい。


そうか、親父と言うのはこの目玉で、虎徹さんはこのヒト(?)のモノマネをしていたのか。

ようやく僕は納得した。


その後、虎徹さんをテーブルに乗せると、僕はせっかくここまで来たので、トレーニングを始めた。


虎徹さんは、僕が用意したタオルを敷き詰めたカゴの中に入って、じーーーっと僕を見ているようだ。


うっ…………


小さくても……虎徹さんに、じっと見られていると思うと……


ダメだ!集中できないっ!!!
と、思った瞬間



今度は大きな叫び声が聞こえてきたっ!


「きゃあーーーー!!!何コレッ!!!」



/ 429ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp