• テキストサイズ

【雑多作品置き場】short story

第2章 【爆豪勝己】甘い香り【R指定】



心操くんの手を握って振る
ありがとうー!って

心操くんはニヒルに笑って「まかせろ」って言ってくれた
優しいなぁ


- - - - - - - - - - -
放課後

ホームルームも終わって、心操くんの肩をツンツンって叩く

【男の子って、お弁当のおかず何が好きなの?】

心操「ハンバーグ」

即答!
真顔で即答した心操くんが、なんだか面白くて笑ってしまう。

【あとは?】

心操「唐揚げ」

【お肉ばっかだ】



心操くんにお礼を告げて、あかねちゃんの所に行き手を繋ぐ

(あかねちゃん駅まで一緒に帰ろ!)

心読「帰ろー」

(私、帰りにスーパー寄りたいな)

心読「いいね、付き合うよ 何買うの?」

(あのね、明日爆豪くんにお弁当作ろうと思って
まだいいよって言ってもらってないんだけどね…)


心読「えーーー!絶対喜ぶよ!乙女だなぁゆりなは」

(喜んでくれるのかなぁ…)


あかねちゃんとスーパーに入って
お弁当の材料を見る
心操くんのアドバイスを早速生かしてバンバーグにしよ…ひき肉ひき肉


支払いを済ませ、ビニールにつめているとスマホが鳴った

開けると【爆豪勝己】と書いてある

(!!)

爆豪【よぉ】

【爆豪くん!連絡くれて嬉しいな】ゆりな

爆豪【あぁ、今どこだ】

【今?駅近くのスーパーだよ】ゆりな


2分ほど待ってみるけれど返信が無い、忙しいのかな?と思ってスマホをポケットにしまうと


息を切らした爆豪くんが、目の前にいた

心読「あれ?爆豪くんじゃん」

突然の爆豪くんに、テンパってしまう。
なんでここにいるの?

心読「『なんでここにいるの?』だってさ」

爆豪「あ?んなもん、お前がここに居るからだろ」

心読「私は家そこだから帰るね
またね、ゆりな」

あかねちゃんが手を離して、バイバイってして行ってしまう


ゆりな『………』

爆豪「………」

爆豪「行き帰り、また襲われるかもしんねぇから
1人で電車に乗る時は言え」

【いいの?】
スマホに打ち込んで見せる

爆豪「いいから言ってる」

爆豪くんはそっと手を繋いでくれる
守ってくれるために繋いでくれてるだけなのに、私はすごくドキドキしてしまって





カッコよすぎるよ…


/ 261ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp