第16章 【夜シリーズ】イロコイ【上鳴電気】
中から溢れる愛液が音を立てて部屋に響く
電気の荒い息も…
細く長い指がいい所を見つけて擦る
『ぁああ!』
情けなく声を上げると空いた片手で口を塞がれた
目を見つめられながら何度も何度も指が出し入れされる
私の喘ぎ声は電気の手の中でくぐもって消え
響いていたいやらしい水音は、
指を抜かれると止んだ
ガチャガチャ…と金具がぶつかるの音がして
電気が陰茎を取り出す
ドアの向こうで誰かがカラオケを始めたらしい
大きな声と低音が腹に響く
「挿入れるよ」
ゼロ距離で聞こえる声はハッキリ響いて
『ぁっ…♡ぁあん』
つぷつぷ肉を割いて押し込まれる男根に思わず喘ぐ
でも、カラオケのおかげで外には聞こえていないだろう
それを幸いと
電気は乱暴に腰を掴んで奥に打ち付ける