第8章 【現パロシリーズ】にじり口【轟焦凍】
色気のないジーパンのボタンとチャックを降ろされて、滑り込んで来た指先が赤い傷口のような秘肉に走らされる。
『や…ゃ…』
息がつまるのも
こんなに簡単に潤む身体なのも、あの日以来旦那に抱かせてないせいだ。
密やかにジーンズの中で響く水音に言い訳を加えても、轟先生は嬉しそうに小さく唾を飲み込んで、私の肩に額を押し付ける。
ダイニングの椅子の背もたれに押し付けられた背中が痛い。
大きく開かれた脚の中心部で、強くなっていくしこりが触って欲しいと主張して唾液を零す。
全部私の意思に反してだ。
フワリと、持ち上げられて、ダイニングの端に座らされると
中途半端に剥ぎ取られたジーパンは左足だけに穿いたままで裏返しになった濡れている下着を巻き込んだまま、ダラリと垂れた。
轟先生に押し開かれた股、閉じようと抵抗しても意味は全くない。
何の許可もなく、舌で撫でられた芯芽は、小さくなった飴みたいに口に含まれてコロコロと転がされた。
私はひっくり返りそうになりながら背筋を震わせる。
すぐ背には旦那がいて、なのに股の間には紅白のオメデタイ頭が私の拒否の言葉も聞かずに好き放題やっている。
グシャリと掴むと、サラサラの髪は指の間で歪んだ
『っ…ハァ…』
視線が合わさって、淫らな気持ちになる。
掴んだ髪を痛くない程度に引き上げると、先生も理解して、口を離して視線の高さを合わせてくれた。
「ん…」
着物が内腿を何度かくすぐって
上反りかえった暖かい先生の男根が押し当てられた
『ダメ…です…』
「あぁ、ダメだな…」
否定の言葉を無視して、先生がめり込んでくる
メリメリと音を立てているような気持ちになったけれど、本当はぬぷぬぷと柔らかい音が立っているだけで
そんな裂けるような音の元はきっと心臓の中だ。