第4章 愛月撤灯【アイゲツテットウ】
「ああ……。
堪らなく愛している。
貴様が他の男に奪われたらと考えるだけで
俺は全身を引き千切られる程に辛いのだ。
……後生であるから……」
そのまま二人の唇は重なった。
何度も顔の角度を変えて、舌を絡ませ合い、唾液を注ぎ、呼吸を奪い合い……
その間に信長様は夜着の裾を割って見事に屹立した一物を取り出すと、何とも自然な所作での中に挿って行く。
「んっ……
絶え間無く果てた所為か?
何時にも増して貴様の中が熱いわ。
……火傷して仕舞いそうな程にな。」
信長様の腰がゆったりとを穿つ度、の脚はもっと奥へと誘う様に開き、その二人の繋がる部分を否が応にも俺に見せ付けた。
の秘裂を割って抜き差しされる信長様の一物が愛液に塗れてしっとりと濡れそぼれば、自身の右手に慰められている俺の一物も己が漏らした汁でじっとりと湿り出す。
…………
この湿りの元がお前の中から分泌される液体であったなら……
「くっ……
やはり長くは保たんっ……
………出るっ!
出すぞっ……!!」
の股間に密着した信長様の腰がびくびくと震え、その中に思い切り吐き出しているだろう間も二人の唇は離れる事は無かった。
そして自分でも気付かぬ内に俺の右手は大量の白濁に塗れており、そこで漸く己が射精した事を悟ったのだ。