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【ヒロアカ】⚡︎【上鳴電気】

第17章 君と私の何日間かに


そのままスルスルと太ももに這わされていた手が上がってくるから

Tシャツの端を掴んで抵抗する


『い、いや!ちょ…まって』

「なんで?」

私の髪に鼻を埋めたまま電気くんが聞いてくる
声が響いてくすぐったい


『いや…その……下着、どこにあるかわかんなくて…その』
ノーパンなんです…とは言えず口ごもる


「え、もしかしてノーパンなん?」


せっかく濁した部分をはっきりと口にされて焦る

『う…』

顔が赤くなっていくのがわかる

ていうか電気くん、なんでそんなに嬉しそうなの?


「いや、もう我慢とか無理だわ」


横抱きにされてベッドに押し込まれる

『え?や、ちょ…』


「あ、Tシャツはそのまんま着ててね」

謎の念押しをされて、秘部に舌を這わされる

『んっやぁ…っ』

またやってきた初めての刺激に腰が跳ねそうになる

「味は変わんねぇな」


『や…恥ずかし…やだぁ』


電気くんの金髪をくしゃりと掴む

熱い舌の先が弱いところを刺激して、背筋がぞくぞくする

『っーーー!だめ…なんかクル』


息絶え絶えに呟くと電気くんの体がピリッとすこし光って

頭を掴んでた指先と
舌で触れている部分に電流が流れて体が震えた


『ぁあああっ』

反り返るような快楽が襲ってくる


「…時間ねぇから、入れるな」

私の返事も待たずに中に入ってくる電気くんの男根


昨日初めて経験したというのに、もう中が気持ちいい事を覚えてる


『でん…き、くん』


いたずらっぽい彼の表情にもう心臓は爆発寸前だ

何がどうなって彼と付き合うことになったのか分からないけれど
未来の私、グッジョブすぎる…

こんな素敵な人に愛されて、本当に幸せだ



そう思った瞬間、またさっきのように心臓がドクン!と痛む


そしてどこかに連れていかれそうな、引っ張られるような感覚に襲われて

とっさに電気くんにしがみつく


――やだ、まだ離れたくない




次第にそれは収まって、体に感覚が戻ってくる


「大丈夫か?」

心配した電気くんが髪を撫でながら聞いてきてくれるけれど

心配させたくなくて


『うん、大丈夫だよ』とだけ答えた



電気くん…離れたくない

ずっとこのまま、15歳の私のままあなたのそばに居たい



自分の喘ぐ声をどこか遠くに聞きながら
彼の精を受け止めた
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