• テキストサイズ

【ヒロアカ】⚡︎【上鳴電気】

第17章 君と私の何日間かに



シーツを汚した少量の血に喜びを覚える

腰をさすってあげながら咲良を見つめる



「寝るのもったいねぇ…」

『え、でも電気くんあしたも学校でしょ?』

「そうなんだけど…ずっと咲良の事見てたい」
そう告げると、簡単に赤みを帯びる咲良の頬




『嬉しいけど…
でも、学校はちゃんと行って?』




上目遣いに頼まれると、言われる通りにしたくなる

「わかった」

抱きしめるとやっぱりいつもより少し小さい咲良の体

12年、この咲良から
俺の知ってる咲良になるまで
咲良はどんな経験をしたのだろう


ーーってか今更思い出したけど
まさか相澤先生が元彼とは……



それならこの間の先生の咲良に対する態度にも頷ける

咲良が相澤先生と付き合ってたのが中1で
高1の咲良がファーストキスもまだって事は…



相澤先生奥手だったんだな



咲良から伝わる体温に、徐々に眠気が襲ってきて
ゆっくりと眠りについた





/ 120ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp