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【ヒロアカ】⚡︎【上鳴電気】

第14章 君は誰のもの



ココ、と電気くんは鎖骨を見せてくる

『むー…手加減しないからね?』

「どーぞどーぞ」

余裕そうに笑う電気くん
見てろよ…と唇を鎖骨に這わせて
大きめに吸い付く


「いって!!強すぎだって」

『へはへんひはいっへいっははん!』

「いや、何言ってるかわかんねぇ」

ちゅポン!と音を立て唇を話す
紫色に鬱血したキスマークが鎖骨の横にできていた

『手加減しないって言ったじゃん?って言ったの』

「すげ、当分取れなさそ」

『まぁでも、そこなら制服で隠れるし』

体を腕枕の位置に戻してそう言う

「まぁ、制服なら隠れるけど、
ヒーローコスだと出るからな」

『え、そうだっけ…』

「そ、俺のインナーVネックだし?」

『うわ…まじか』

「見せるために付けてって言ったんだからいいんだよ」
おでこにチュッとキスをして来る電気くん
一体誰に見せたいんだろう
最近の男子の趣向はわからない、キスマーク見せるのが流行ってんのかな?


うつらうつら眠気が襲ってくる
今日は個性にかけられたり、やきもち妬かれたり
いろいろ忙しい一日だった

電気くんの腕の中で、まどろみに落ちていく


「おやすみ咲良」
耳元で優しい声がする

おやすみなさい、電気くん


声にならない声でそう言って

眠りについた
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