• テキストサイズ

【ヒロアカ】⚡︎【上鳴電気】

第2章 勘違いにご注意を



目が覚めると、隣に知らない金髪がいた

『っーーー…』
頭痛い!え、なんだっけ昨日………


そうだった昨日、婚約者を寝取られて
ヤケクソでナンパしてきたチャラ男をホテルに連れ込んでヤリまくったんだった


頭を抱えたくなる案件だけど、不思議と後悔はしてない
昨日、もし一人でいたら
自ら命を絶っていたかも知れないし

彼の存在に救われた。


感謝を感じつつ朝日に照らされるチャラ男くんの顔を見る
やっぱ綺麗な顔してるな…
昨日は暗くて良く見えて……………………………


ん?


この人………いや、この子?


「んん…んぁ?
あ…そうか…おはようお姉さん」

チャラ男くんが起き上がる
あ、やっぱりいい身体、ちょうどよく筋肉付いてて…じゃなくて


『ねぇ、君さ…何歳?』



「オレっすか?15ですけど」














やっちまった






捕まる、確実に人生詰んだ
声かけられた時の公園も暗くて、ホテルも暗くて
まぁそれ以前にろくに顔みてなくて気づかなかった

この子まだ子供じゃん
12歳、一回りも下じゃん!
なんだっけ、これ…青少年保護育成条例だ…それ引っかかるやつだ


一気に目の前が真っ暗になる


「お姉さん、大丈夫?
オレ、上鳴電気

なんか順番いろいろ間違っちまったけど…」


『ごめんなさい』

向かい合ったまま頭を下げる
お互い裸体にシーツだけ纏って、なんて間抜けなシチュエーションなんだろう

『えっと…上鳴くん…ほんとごめんなさい
まさか未成年だって思わなくて……
処分は、ちゃんと受けようと思う
自首してくる』

着替えて警察に…と思ってベッドから抜けようとすると
腕を掴まれた


「ん?まって
何のこと?」

『え?なんのって…
未成年の少年をホテルに連れ込んで逆レイプの責任を…』

「いや、まぁ最初は強引だったけどさ
合意だし、つーか声かけたのオレだし」

『いや、でも世間様はそうは思わないわけで…』

「しかもさ、付き合ってたら
問題ないっしょ?」







ん?




今さらっと、すごいこと言われたぞ?


『つきあってる?』


「オレと、お姉さん
順番逆だけど、俺と付き合ってよ」








『はい?』




/ 120ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp