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【ヒロアカ】⚡︎【上鳴電気】

第9章 再会は突然に



「ホームルームだが、俺は新入りの学校案内するから
飯田、お前に任せる」

「はい!分かりました!学級委員長、飯田天哉、先生に代わりホームルームを遂行いたします!」
張り切る飯田を背に、相澤先生が教室から出ていき、咲良に話しかける


「新入り?新しい先生か?」
切島がドアの方を覗こうとするから

「わーーー!」っと声を出して阻止する

「なんか、美人だったぞ…」
峰田が興奮しながら声を潜めて言うと

瀬呂と砂藤が「まじ?見たかったー」と騒ぐ


おれは背中まで汗ビッチョリで心臓バクバクだった

その時、耳郎ちゃんが俺の方を耳のイヤフォンでつつく


「ね、あれあんたの彼女でしょ?」







「「「えーーーーーーーーー!」」」

クラスメイトが叫ぶ、
俺はしーーーーー!とみんなにジェスチャーで黙るよう伝える


そして、そっと廊下の様子を見て、相澤先生と咲良がいなくなったことを確認して
教室のドアを締め


「俺の彼女、雄英で働くことなった」
と伝えた



「おいまじかよ!」

「今のが彼女なんだー」
「かわいかったよね」

「下向いてて顔見えなかったー!」

「やっば、禁断の恋じゃん!」

「死ねよぉ!クソー上鳴ー!」


「で、で、彼女的には、先生達にバレたく無ェらしいんだわ
だから、そこの所よろしく…」

そう頼むと、皆いいよー協力すると言ってくれた

セーフ、ほんと冷や冷やしたぜ…

ことの収束がつき、飯田がホームルームを進めた


(驚いてそれどころじゃなかったけど…
咲良、やっぱかわいかったなー)

窓の外を見ながらそんなことを考える



「ねぇ、ニヤニヤしないでキモい」

耳郎ちゃんにそう言われて、まあまあ凹んだ



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