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【ヒロアカ】⚡︎【上鳴電気】

第2章 勘違いにご注意を



~上鳴side~

コンビニ寄って立ち読みしてから
薄暗い公園を横切る

噴水が綺麗なこの公園はこの時間、愛を囁くカップルだらけ


「オレも彼女ほしいなー
なんで出来ねぇんだろ」

割と行動派なのに、人生で女っ気は無し
15歳、童貞
18までにはどこぞの素敵女子と捨てれたらなーって思ってる


そんな時、ベンチに1人座る素敵女子を発見


(お?あの子かわいい…)

白いレースのワンピースに華奢なヒール
ゆるく巻かれた髪

(21歳ってとこかなー?可愛いっつーか綺麗系もはいってね?

1人で寂しそうな顔してっし、声かけるしかなくね?)


近づいていつもの調子で声をかける、シカトかご丁寧に断られるか
どっちかなーなんて思っていたのに

返事は
『いいよ』


ナンパが成功したことなんかないし、そもそも学校外の女子に声かけたことも実はなくて

どうしたらいいかテンパる


したらお姉さんはオレの手を引いて、何も言わずに歩いていくから
何も出来ずに付いていくしかなくて

ホテルのエレベーターのなかでも無言だし…
上のレストランとかで飯食うのかな…なんて思ってたんだけど

この時点でちゃんと言ってればよかったんだけど




すげぇ広い部屋に連れ込まれる
何ここ、お城?
窓からは夜景、宝石箱ひっくり返したみてぇな景色

そんなことより、薄暗いホテルの部屋に男と女2人きりってやばくね?

お姉さんはそんなことお構い無しなのか、一人でワインをあけて煽る

あ、やっぱ成人してんだな
童顔だから19ってせんもあるかなーとかって思ってたけど
大学生かな?なんて考えてたら


お姉さんにベッドに押し倒される

うわぁ、すげぇこのベッドふかふか…じゃなくて
これはもしや、もしかして
そういうことですか????

脳内がついていけてないのに、突然キスされて

ワインの味が口に広がる
甘くて、熱い…

少しじたばたしたけど、お姉さんの唇気持ちよすぎて
本能のまま貪ってしまった。


この先、どうなるかなんてバカなオレでもわかる


たしかに夢見てたよ?
素敵女子と童貞卒業

叶ってるけど、名前も知らないとかやばくね?


ダメだって制する脳内と、ゆう事を聞かない身体

お姉さんの声にクラクラする
ちんここんなに立ったの初めてかも…痛てぇくらい


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