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【ヒロアカ】⚡︎【上鳴電気】

第7章 もっと知りたい



学食で昼飯食ってから、学内の本屋に向かう
教科書とか難し目の本しかねぇから、いつもはあんま行かないところだけど

切島「何買いに来たんだ?」

付いてきてくれた切島が聞いてくる

「あー図鑑?的なやつ」
たくさんある本の中からお目当てのものを探す

「あ、これ良くね?」
手に取ったのは手のひらサイズ、ポケットに入りそうな植物図鑑

パラパラとめくるときちんと花言葉も色別に書いてくれている

切島「花?なんかキャラじゃねぇな」

「彼女がさ、個性が花なんだよ
なんか気持ちを花言葉に変えて出せる」

切島「女子っぽいな」

「だろー?オレの彼女個性までキャワイイの」

レジで支払って店を出る

切島「お前って意外とマメなんだな、彼女のために花の勉強とか」

「ぜってぇマメじゃねぇと思う
けど、咲良の為ならこういうのも楽しいってか、苦じゃねぇの」

咲良のお陰で色々頑張れてるし、
なんつーか、成長できてる気がする

席に戻って、ピンクのアネモネ、黄色のチューリップ、ジャスミン、そして黄色のヒヤシンスにマーカーを引く

麗日「上鳴くん、何してるん?
お花…?」

「そ、好きになった花に線引いてんの」

麗日「お、乙女!乙女や!」

盛大に吹き出される
やっぱ乙女っぽいよな、オレも自分でも女々しいって思うわ

それでも、これらは全て咲良がオレにくれたものだから
大切に覚えておきたい

図鑑を閉じて、胸ポケットにしまった



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〜咲良side〜

ハローワークで面接の予約を何件かいれて、家に帰る
今日の晩御飯何にしようかなーなんて考えながら
昼ごはんはサッとつくれる焼きそば
うん、いいよね焼きそば、美味しいし、コスパいいし

そういえば、と思ってテレビを付ける
WiFiに繋がっていて、過去の番組とかも購入できる便利なやつ


チャンネルを操作して、ある番組を探す


「あ、これこれ!」

【雄英体育祭実況中継】
購入を押して再生する

電気くん少しくらい映ってるかなーなんて思って見る


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