第6章 新しい場所
それなら、とスマホで検索する
ヒヤシンス、花言葉っと…
【スポーツ】
え?スポーツ?意味がわからなくて下に進んでいくと
他にも沢山意味が書いてある
【嫉妬】【悲しみ】【不変】
えーどれ?花言葉難しすぎんだろ…と思って読み進めると
色で意味が変わることがわかった
黄色のヒヤシンス 花言葉
で再検索する
「……//////////」
なんだよこれ、可愛すぎる愛おしすぎる
目の前にある花の意味は
【あなたとなら幸せ】
オレとって事でいいんだよな…火照る顔を手で仰ぐ
咲良を見ると、テレビを見ながらうとうとしている
このまま、この部屋に飾られる花が
ずっと幸せな意味を持てるように
(オレが守っていかねぇとな)
改めて心に誓うのだった
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
翌日、咲良の家から学校へ向かう
「じゃ、行って来るわ」
『行ってらっしゃい』
寝ぼけ眼の咲良が可愛くてチュっとついばむだけのキスをする
学校への道はニヤニヤしながら登校
ちかくを歩いてる女子にキモがられた…不本意
「おっはよ〜♪」
教室に入り席に着く、隣の耳郎ちゃんが「ゴキゲンだねぇ」って言ってくる
「今朝も咲良が可愛くてさぁ〜♡」
って惚気けると、芦戸が話に乗ってくる
芦戸「いいなー私もまた会いたい!」
「いいとおもうぜー」
砂藤「芦戸は上鳴の彼女会ったのか?」
耳郎「ウチと、芦戸と切島と峰田が会ったかな」
どんな子?って瀬呂達が興味深そうに聞いてくる
芦戸「かわいい!かなりかわいい!」
峰田「コロスレベル」
「そうなんだよー♡あ、てか写メとったわ」と言うとみんなが身を乗り出してくる
「「「見たい!」」」
実は、食器買いに行ったときと、飯作ってる時隠し撮りしたんだな〜そしてちゃっかり待受にしてるっていう
「可愛すぎてビビれ!」
ドーンとスマホをみんなに向ける
「「「かわいい!」」」
瀬呂「何だよ、マジのやつかよ」
麗日「すごーい!アイドルみたい」
常闇「麟角鳳嘴」
「だろだろー?」
咲良を褒められると、自分のこと褒められるよりずっと嬉しくなる