第6章 新しい場所
あっという間に平らげる
「皿はオレ洗うわ」
『え、悪いよ』
「咲良作ってくれたんだから、お互い様」
『そか…ありがとう』
オレはキッチンに立って二人分の皿を洗っていく
咲良は風呂を入れてきて、ソファーでクッションを抱いている
風呂が沸いたことを教えてくれる電子音がしたから、ずっと頼んでみたかったことを言ってみる
「咲良ー、一緒に風呂はいらね?」
『え?』
「ここの風呂広いし、入りたい」
『やだよ、明るいし、恥ずかしい』
そうなのだ、咲良はいつもする時、部屋薄暗くしねぇとさせてくれない
でも、明るいところで見てみたいって言うのが男心
ソファーに座る咲良に腕を絡める
「なー、一緒に入ろうぜ」
『うーん…』
あ、悩んでくれてる?これはもう一押しでいけるかも…
「咲良のこと全部オレのものにしたい」
耳元でそう言うと、咲良の耳は真っ赤に染まる
大人しく、オレに手を引かれて
2人で風呂場に
正直すっげぇドキドキするし、既にちょっと立ちそうではあるけど
ぐっと堪えて、Tシャツを脱ぐ
オレが上脱いだだけなのに、咲良は顔真っ赤にして俯いてしまった
なにその反応、可愛すぎる
咲良のブラウスのボタンを1個ずつ外す
やばい、完全に立った
ブラウスの下には、ピンクのブラが柔らかそうな胸をそっと持ち上げている
「っーーーー///////」
もうこれ以上脱がすとこの場でヤってしまう
「先風呂入ってるから」
そういって急いでシャワーを浴びて、風呂に浸かる
あんなに抱き合ったのに、明るいところで見る咲良の体は綺麗すぎる
風呂の戸が開き、湯気に隠れて咲良が現れる
タオルをまいているけれど、ふんわりとしたシルエットは、出るところは出て、ひっこむところはひっこんでいて
シャワーを浴びて、湯船に入ってくる
『そんなに見ないで…///』
緩く纏められた髪の毛からはいつもは見えないうなじが見えて、
お湯の中で触れ合う肌は気持ちがいいし
見るなって言われて目を反らせるわけでもない
「無理、綺麗すぎる」
パシャッとお湯が波を打つ、我慢出来ずに抱きしめてしまった
うなじに口付けをすると、咲良の体がピクリと震えた