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名探偵である彼等二人と歩むあの世界とは…

第1章 ※原作より過去に戻る


結局他にやりたい仕事はなかったし、犯罪スレスレな所だが情報屋としてパソコンに向き合った。未解決事件などの情報を警察からハッキングしたり、私の情報で事件が未然に防ぐ事が出来たらと思ったからだ。と言っても未解決事件に着いてはモリアーティに説明し謎を解いて貰い尋ねる。

「…この未解決殺人事件、公訴時効期限がそろそろ切れるな」

被害者家族からの御依頼が来た。大金を注ぎ込んでも殺した犯人を探し出して欲しいと言われているように見える。今は2010年じゃない為、殺人罪の公訴時効期間は,これまでは25年とされていた。たとえ凶悪な殺人犯であっても,25年間逃げ切れば,処罰されることはなかった。事細かに書いてある殺人事件の内容と、犯人の特徴や凶器をモリアーティに言えば直ぐに犯人はその人だと直ぐに教えてくれた。動機や証拠、亡くなってしまった被害者の遺体。全てを明確に話してくれる、私はその台詞をそっくりそのままパソコンに打ち込み、犯人が今いるであろう住所を特定する。

「これを私のパソコンから逆にハッキングされないようにして……送信!」

キーボードを叩き、警察の本部へメールが届くようにマウスでクリックする。そして次の日は必ず犯人が捕まったと言うニュースが流れていたりする。流石はホームズのライバルであるモリアーティだ、頭の切れはずば抜けて優秀だったりした。

「情報屋を始めて経ったの数日だと言うのに、随分お金が貯まりましたよ、ジェームズ先生!」
「それは良かった、だが君は悪には染まってはいけないよ…」
「うーん。どうなんでしょう…今こうして未解決事件を解いていると言っても、私は警察官ではないのでハッキング事態かなり犯罪なんじゃないかと…」
「なにを言うんだ!今君が行っている行為は誰がどう見ても善だ。もしも誰かが立子を陥れて悪だと言うのなら、私が君を善だと導きそして守ると誓おう」

被害者家族は泣きながらに感謝の言葉を言う記者会見をニュースでやっており、視界に入った。そうだ、こんなにも被害者家族は喜んでくれているじゃないか…警察でも分からないこの難事件を解き明かし、犯人は捕まって私自身に被害者家族からお金が入る。上手く回っているとは思う。

「ジェームズさん…貴方だけは私を裏切らないで下さいね?貴方を敵に回すと骨が折れます…」
「君は私のマスターだ、善意を込めて誠実に仕えよう」
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