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孤独を君の所為にする【歴史物短編集】

第24章 蠱惑的遊戯【イケメン戦国】


「……どう…って…」

困惑を隠せないさん。

そりゃそうだよね。

当然拒んで然るべきなんだろうけど、今の信長様の様相はまるで『家康を受け容れてやれ』と言わんばかりだ。

その俺の考えが間違いではないと、信長様自らが証明する。


「俺は構わぬぞ。
 俺の目の届かぬ所であるならば双方赦しはせぬが、
 今此の場であれば、
 俺以外の男に翻弄されるを見てみたい。
 この織田信長が生涯を賭けて愛する女が
 どうやって男を昂らせ、啼かされるのか……
 それを見てみたいと思うのは、
 そう可笑しな事ではないであろう?
 その相手が俺に忠心を誓う優秀な家臣であるなら尚更だ。」


その瞬間、この場の空気が変わったのを感じた。

さんはキュッと唇を噛み締め、皆は小さく喉を鳴らす。

そして余りにもあっさりと、膝立ちになったさんの可愛らしい唇が下帯の上から家康さんのアソコに這わされた。


「……っっ!!
 良いの……?」

「ん……
 家康……これ、取って…」

さんが言い終わらない内に家康さんは酷く慌てた動作で、身に着けていた最後の一枚をはらりと脱ぎ捨てる。

そうすればもう既に臨戦態勢のソレがブルっと勃ち上がり……

ああ、家康さん……随分と立派なモノをお持ちなんですね。

ソコにさんの舌がねっとりと絡まり始めた。
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