第21章 真っ直ぐな寄り道【イケメン戦国】
「今夜もね……
政宗に誘って貰えて、凄く嬉しかったんだよ。」
潤んだ瞳でそっと俺を見上げるに………
取り合えず光秀への報復は後回しだ!
の想いを知った今、光秀のしたり顔を思い浮かべる時間すら勿体ねえ!!
「お前……身体可笑しくねえか?」
「え……うん。
少し熱いかも……」
「俺はもう熱くて堪んねえ!
媚薬なんか無くたって、
が俺を好きだって告げてくれただけで
完全に逆上せちまって………
凄え興奮してる。」
の膳を乱暴に退かし、その華奢な身体をぐいと抱き寄せる。
「此の侭、帰す訳にはいかねえぞ。
………覚悟しろよ。」
「うん………」
俺の腕の中で小さく頷くを押し倒し組み敷いた。
「もう朝まで………
離さねえ。」
貪る様な口付けを交わし、お互いの舌を吸い合う。
其れはさっき食ったずんだ餅とは比べ物にならねえ位に甘くて、舌が痺れちまいそうだ。
着ている物を一切脱いでいないにも関わらず俺の一物は痛え程に熱り立ち、欲する刺激は未だか未だかとひくついている。
さあ、先ずはどうやってに強請ろうか……なんて思っていた時、先に音を上げたのはの方だった。
「政宗……
お願い……触って…」
の口から飛び出したまさかの台詞に驚きつつも、断る理由なんて何一つねえ。
「……任せとけ。」