第20章 Silent Jealousy【イケメン戦国】

「ちょっと邪魔だな。
　下ろすよ。」

………このままなんだ。

やっぱり家康は私を脱がす事無く、ストッキングとショーツを太腿の途中まで擦り下げた。

そのせいで脚を動かす事もままならない。

手首を拘束してるネクタイと同じ。

四肢の自由を奪われた私は、もう家康の玩具同然になった。


「丸見えだね、。
　凄く唆る。」

「ンッ……」

敏感な部分を指先でなぞられ背筋がゾワゾワと粟立つ。

家康が手に持っていたモノは何？

私は今から何をされるの？

それは恐怖と狼狽と……少しの期待。

「ねえ……。
　は俺が初めてじゃなかったよね？」

まさかの質問に戸惑い返事も出来ないでいると、家康は私のヒップを撫で回しながら滔々と語る。

「別に責めてる訳じゃないから。
　は魅力的だからね。
　俺の前にそういう相手が居たとしても不思議じゃない。」

確かに家康が初めての男性じゃなかったけど……

家康は何が言いたいの？


「でもね、やっぱり悔しいんだ。
　俺より先にの身体を知ってる男が居るなんて。
　俺も、の『初めて』が欲しい。」

私の………初めて……？

「ね、……
　ココは初めて……だよね？」

「アッッ！」

家康の指先に後ろの窄まりを突かれ、私の身体が大きく弾んだ。

「ココ……ヒクヒクしてて可愛い。
　舐めていい？」

「ダメ……汚い…」

「汚いなんてある訳ないでしょ。
　の身体ならどこもかしこも、全部。
　全部、俺の……なんだから。」

「んぅっ……」