第20章 Silent Jealousy【イケメン戦国】

ヒップを左右に開かれソコを家康の舌が這い回り、塗れた生々しい感覚とアブノーマルな倒錯感に自分の理性が崩壊していく。

「じゃあの初めて……貰うね。
　大丈夫。
　ゆっくり均してあげるから心配しないで。」


上からトロトロと垂らされた液体の冷たさに再び身体を弾ませる。

私の不安感を取り除く為なのかな……

家康は逐一説明しながら行為を進めた。

「コレはさっき買ったローション。
　いっぱい使わないとね。
　に痛い思いをさせたくないから。」

そのローションを馴染ませるように、家康の指先が窄まりを丁寧に擽った。

初めての感覚に身体を強張らせてしまうけれど、拒絶出来ない自分も大概だな。

「少しずつ挿入れるよ。
　痛かったらちゃんと言って。」

「……ンン！」

クチュ…という卑猥な音と共に、自分の後ろが犯されていく。

家康の言った通り、ゆっくりと進んでくるその刺激はこれまで感じた事のない奇妙な感覚だ。


「やっぱりキツイね。
　でも中指が１本挿入ったよ。
　……分かる？」

ベッドに片頬を着けたままコクコクと頷く私を見て、家康は殊更満足そうに微笑んだ。

「それじゃ……拡げるよ。」

「くぅ…ン……」

私の中で家康の指が動くのを感じる。

前を弄られる時とはまるで違うのに、私はその感覚に溺れ始めていた。

「悪くないみたいだね、。
　顔が蕩けて来た。
　これなら次のもイケるかな。」

「………次の？」

虚ろにそう呟いた私の目の前に家康が差し出したのは、毒々しいカラーリングの異形な………


「アナルバイブ。」


そのダイレクトなネーミングに、私の喉がヒクッと鳴る。