第17章 Coquettish game【イケメン戦国】
その後は男4人の抑え切れない甘い吐息、それからさんと幸村が交わる粘着音、信玄様をしゃぶって鳴るリップ音、謙信様を扱く右手からも、俺を扱く左手からも………
とにかく厭らしい音が部屋中に蔓延する。
その音と籠った熱で俺はもう逆上せてしまいそう。
でも一番最初に音を上げたのは、意外な事に信玄様だった。
「………
もう果てて仕舞いそうだ。
君の……此所に出してもいいかい?
君の愛らしい口を穢しても、構わないかな?」
果ててしまいそうと言いながらも流暢に語る信玄様に、この人は己の射精すら自在に操る事が出来るんじゃないかと思った。
信玄様の大きなモノをフェラチオし続け、苦しそうに眉を顰めるさんを解放してあげるつもりなんじゃないかって……。
武田信玄……やはり恐るべし。
当然さんは返事が出来ない。
それでも何とかコクコクと頷いた。
「ああ……ありがとう。
嬉しいよ、。」
信玄様は慈しむようにさんの頬を撫でて艶やかに微笑む。
「勿論……飲んでくれるね?」
は?勿論?
精飲ってそんなにあっさりと要求出来るものなんですか?
所謂「ごっくん」ってヤツだよね?
俺の認識では女性にそれを熟して貰うのは、物凄ーく難易度が高い筈なんですけど……って………
ああっ、またさんが頷いちゃってるし!
信玄様のハイクラスな手管に掛かれば、こんなハイグレードリクエストだって簡単に叶っちゃうんだ。
………信玄様の吐き出したモノをごっくんするさん。
その姿を今から見られるんだと思ったら、さんの左手に握られている俺のモノはガツンと硬度を増してしまった。
「ん………
良いかい……。
………出すよっ!」
「ご…ぷっ……ぅ…」
さんの頭を両手で抱えた信玄様がビクンと小さく腰を弾ませる度、さんの喉が動きソレを飲み込んでいるんだって分かる。
ああ、その不随意な嚥下運動ですら……凄く唆るよっ!