第17章 Coquettish game【イケメン戦国】
「…ぅ…ふっ……」
信玄様は一度ブルッと全身を震わせて、さんの口から自分のモノを抜く。
さんの舌と信玄様の先端には、まるで未だ触れ合っていたいと言うみたいに未練がましく、溶けたシルバーのような糸が引いていた。
「上手に飲んでくれたね、。
ああ……君が益々愛おしい。
本当に君は俺の天女だよ。」
そう言って如何にも嬉しそうに微笑んだ信玄様は、飲み切れなかった白濁が滴るさんの顎をベロリと舐め上げてから唇を啄む。
それは一瞬の事だったけれど、その行為には慈愛が溢れていて、驚く程に美しくて……
そして堪らなく淫靡だった。
「……ぅうっ…」
背骨を這い上がって来る吐精感に俺が声を漏らすと同時に、謙信様が口を開く。
「……限界だ。
、俺も……出すぞ。
………良いな?」
「はい……謙信…様。」
ウットリとした表情で謙信様を見上げるさん。
本当に綺麗だ。
当然謙信様もそう思ったんだろう。
僅かに眉を寄せてから、俺では逆立ちしても言えない男前過ぎる台詞を聞かせてくれた。
「………
俺を浴びろ。」
その言葉通り、謙信様の鈴口から勢い良く注がれた白濁をさんのデコルテが受け止め、ソレがトロリとバストの谷間へ向かって流れ落ちる……
ああっ……こんなイヤらしい行為を立て続けに見せられたら…俺はもう、我慢なんて出来ないからっ!
「ごめんっ……さん!
俺も…もうっっ……ぅあ…」
どこに射精せばいいか、なんて考える余裕は無かった。
だから勢いのままに噴き出した俺の白濁はビシャッと飛び散って、さんの左頬をベットリと濡らした。
それでもさんは俺の目を見つめて……笑ってくれたんだ。