第17章 Coquettish game【イケメン戦国】
「………良いかな。」
ゆっくりとさんに覆い被さった信玄様の武骨な指が、さんの入口を確認するように擽る。
「あっ……んんっ……」
「あの謙信を受け入れただけあって……
もうぐずぐずに蕩けているね。」
「やっ……恥ずかしっ……」
「何も恥じる事は無いよ……。
可愛くて堪らない。」
信玄様の指が僅かに動いただけでさんの中から謙信様が吐き出した白濁がトロトロと溢れ出した。
………何て厭らしいんだ。
初めて見る光景に、俺のモノはまた固くなり始めてしまう。
「ああ、もう準備は必要無いみたいだな。
………挿れるよ。」
「ひあっっ!」
唐突に信玄様は腰を沈め、さんは大きく背を反らす。
「ほら、一気に全部挿って仕舞った。
……分かるかい?」
「ん……分かる……
信玄様……のが、奥まで……」
その時、信玄様の目が妖しく光った。
これは……只事では済まないぞ。
信玄様は一体どんなセックスを見せてくれるんだろう?
俺の心臓は期待でドクドクと高鳴った。
「奥まで……?
本当かい?
じゃあ確かめてみようか。
…俺の首に腕を回してごらん。」
さんは蕩けた視線を漂わせつつも、信玄様の言う通りに腕を回す。
「ん……良い子だ。
確りと掴まっておくんだぞ。」
「え………
きゃあっ……」
言うなり信玄様は両手でさんのお尻を支えて立ち上がった。