第17章 Coquettish game【イケメン戦国】
呼吸を荒げ、ぐったりと横たわるさん。
ああ………とても綺麗だ。
そして、とっても厭らしい。
そんなさんの身体に3人の男達の手が執拗に這わされ、更に昂らせようとしているみたいだ。
「……上手に達けたね。
凄く可愛かった。」
「あ………信玄様ぁ………」
さんのトロンとした視線を受け止めた信玄様が不敵に微笑んだのを俺は見逃さなかった。
ここからは遂に……?
「なあ、。
もう充分かい?
謙信の舌と幸村の指と………
それだけで良いのかい?」
うん、信玄様はさんに主導権を握らせようとしているんだ。
さんが自分で望んだ事なのだと、男達はさんの望みに応えているだけなのだと。
そうする事でさんは罪悪感に苛まれもせず………
そしてもっともっと乱れる事が出来る。
「やっ……やだ……
もっと…欲しいよぉ………」
泣き出しそうな顔をして、掠れた声でのお強請り。
………堪らないな。
今のさんの言葉で、この場に居る男達のモノはもう一段階、硬度を増したに違いない。
「そうか。
じゃあ、何が欲しいんだい?」
「そんなのっ……言えな……」
「言わなくちゃ分からないぞ、。
ほら、俺に教えて?」
「やっ………
信玄様の………意地悪……」
「意地悪じゃないだろう?
君の可愛い声で聞きたいんだ。
ほら……言ってごらん。
何が……欲しい?」
はいっ、キタコレ!
完全なる羞恥プレイ!!
まさかそんな高度なプレイを目の前で見せて貰えるなんて。
ありがとう、信玄様!
さんはもう完全に信玄様の手管に嵌まってる。
さあ、さん。
思いきって言ってみよう!