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孤独を君の所為にする【歴史物短編集】

第17章 Coquettish game【イケメン戦国】


「やっ……」

そうなれば当然さんの大事な部分が謙信様に晒される。

俺はそこを凝視して小さく喉を鳴らした謙信様の姿を見逃さなかった。

襦袢の裾は大きく乱され、裸であるよりも余程艶めかしく見える。

女性を最大限に魅力的にしてしまう信玄様のテクニックには本当に舌を巻くよ。

信玄様が現代に居たら、どれ程の女性が虜になってしまうのかな。


「やだ……お願い…信玄様ぁ…」

両手は幸村に拘束され、両膝は閉じられないように信玄様がホールドして、一番恥ずかしい部分には謙信様の視線がじっとりと注がれて……

さんは顔だけじゃ無く、全身を桜色に染めて身を捩る。

でもさん……そうすればそうする程、益々可愛くて…厭らしいよ。


女性の扱いに関して信玄様とは天と地程の差がある俺にだって、さんが本気で拒絶してるんじゃないって事は分かるんだ。

恥ずかしいだけ……でも、その恥ずかしさに昂ぶっちゃってるんだよね?

うん、どうやら俺の推測は正解だったらしい。
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