• テキストサイズ

孤独を君の所為にする【歴史物短編集】

第16章 七ツ下がりの雨【薄桜鬼】


僕は性急にちゃんを求めて、その咥内を無遠慮に犯す。

厭らしい音を発てて絡み合う舌の感触がどんどんと僕を煽っていった。

僕はちゃんの咥内を貪る間もずっと目を開けていたんだ。

だってちゃんの反応を一瞬たりとも見逃したくなかったから。

ちゃんはぎゅっと目を瞑って苦しそうな顔をしながらも、僕からの愛撫に応えてくれてる。

ああ……やっぱり、可愛いな。

どうして僕がちゃんの初めてじゃないんだろう?

そう思って仕舞ったら僕はちゃんを啼かせたくて堪らなくなった。

ちゃんの腰に跨がって上体を起こすと、帯を解いて浴衣を大きく左右に拡げる。

露になった白い肌に喉を鳴らして……僕の人差し指がちゃんの身体をつつ…と這い始めた。


「此所……左之さんも触れた?」

綺麗に浮き出た鎖骨を擦ると

「んっ……」

ぴくんと身体を弾ませるちゃん。

そんな可愛い反応されると、益々苛めたくなっちゃうなぁ。

鎖骨からゆっくりと指を滑らせ柔らかい曲線を登って先端に辿り着く。

「此所は?
 左之さんは……触った?」

主張し始めた突起には態と触れずにその周りをくるくると擽った。

それでもちゃんは何も言わない。

じゃあ……これはどう?

もう完全に勃起している先端を爪でかりかりと擦ってあげれば

「んうっっ……!」

ちゃんが大きく背中を反らす。

「ねえ、教えてよ?
 此所は?
 ねえ……此所?
 此所はどう?
 ちゃん、教えて?」
/ 834ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp