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孤独を君の所為にする【歴史物短編集】

第10章 Messy Lover【イケメン戦国】


「あっ……はあ……は…んんっ…
 家康……家康ぅ………」

一本だった指は二本になり、私は家康の名前を呼びながら夢中で自分の中を掻き回す。

私の其所は粘着質な音を鳴らし、中に在るものをとろとろと溢れさせた。

「あーあ……
 俺が出した物も全部掻き出しちゃって……。
 厭らしいな……は。」

「ごめ……なさい。」

「謝らなくても良いよ。
 俺の事を想いながらしてるんでしょ?
 凄く嬉しい。」

私の汗ばんだ額に張り付く前髪を丁寧に整えてくれながら家康も僅かに頬を染める。

「家康………」

そんな姿を見て家康への愛しさが際限無く沸き上がる……けれど私の指はその動きを止めなかった。

「うん……凄く可愛いよ、。
 俺も我慢出来なくなった。」

ばざばざと着ている物を脱ぎ捨て全裸になった家康は私の傍らに腰を下ろし

「……俺のも…見て。」

膨張し、ひくつく自分自身を右手で扱き始める。
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