第10章 Messy Lover【イケメン戦国】
「じゃあもっと……気持ち良くなろうか?」
そう言った家康が小鉢を取り出した。
「この中に何が入ってるか分かる?
さっきが美味しそうに舐めてた物。」
「………水飴?」
私が答えると家康はにっこりと笑った。
「そう。
ここにこれを……」
その小鉢に粉末状の物を入れ、家康の指がねちゃねちゃと水飴を捏ね始める。
「舐めて……。」
混ぜ終わったその指が唇に押し当てられ
「大丈夫だよ。
身体に悪い物じゃないから、心配しないで。」
そう囁かれた私は、素直にその指を丁寧にしゃぶった。
「良い子だね。
一寸身体が熱くなるだけだから。」
もう私は家康に逆らえないよ。
身体が拘束されているからじゃない。
そうなる事を自分で望んでしまっているから……。
「これをね……」
そして家康はまた行李に手を入れ陶器で出来た漏斗状の物を取り出すと、その先端をつぷっと私の秘穴に差し込んだ。
「の此所に注いであげる。」
言うや否や、とろとろと小鉢から注がれた水飴が私の中に入って来るのを感じる。