第9章 朧月【イケメン戦国】
俺は三日振りに安土へ戻って来た。
国境にある小国の大名が起こした謀反を治めに行っていたからだ。
大した兵力も無い癖に無謀な輩だと思っていたが、信長様に楯突くだけあって相手も背水の陣で向かって来た。
その所為で思いの外梃摺り、余分な時間を要した。
それでもその大名を討ち取り何とか謀反を治めて帰城した俺は、早々に信長様への報告を終え自分の御殿に戻ると、その足での居る座敷牢へ向かう。
「脱げよ。」
座敷牢の中で膝を抱えていたにそう言い放つ。
「此方は戦帰りで気が立ってるんだ。
手間を掛けさせるな。」
俺はそう言いながらがしゃがしゃと自分の身に付けている物を放り出して行く。
は俺に視線を向ける事も無く、ゆっくりと自分の帯を解き始めた。
既に全裸になっている俺の一物はもう充分な程に膨張し反り返っている。
のろのろと着物を脱いでいるに苛立ちが募った。
「もう良い!」
まだ襦袢を身に付けたままのを背後から組み敷き、その腰を高く持ち上げる。
襦袢の裾を乱暴に捲り上げ秘部を露にさせると俺は一気に一物を捩り込んだ。
「いっ………!」
何の準備もされていない其所をめりめりと押し拡げる。
当然は酷い痛みを感じているだろう。
それでも小さく声を上げただけで、ぶるぶると身体を小刻みに震わせながら耐えていた。
そんなの反応が癪に触って仕方無い。
俺は無遠慮に抽挿を開始し、あっという間に一度目の欲をその中に吐き出した。