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孤独を君の所為にする【歴史物短編集】

第5章 お前を全部俺に寄越せ【真・幕末新撰組】


「なあ……もう……あんたが…欲しい。」

「欲しい?
 何所に?
 何をだ?」

……まだそんな意地の悪い事を言うのかよ。

でも、そんなあんたの遣り方に……背筋がゾクゾクしちまう。

「あんたの此れを……此所に……」

握ったままの土方さんのそれを俺の搾まりに導こうとすると

「……此所か?」

その手を跳ね除ける様にして二本の指が一気に差し込まれた。

「あうっ………」

其所を押し拡げる如く激しく掻き回されれば、俺の中から溢れ出る物がグチュグチュと大きな音を発てる。

「総司……もう、トロトロじゃねえか。
 これなら油は必要ねえな。」

そう、これ迄は俺の痛みを軽減する為に油を塗られていた。

だけど今日はそんなもんは必要無い位に蕩けてる。

あんたを受け入れたくて、勝手に身体が反応してる。

「な……もう………頼むから…」

「待ってろ……もっと解してやるから。」

「ひっ………うう…」

そして俺の搾まりは三本目の指も軽々と飲み込んだ。

「凄えな。
 指を三本もぶち込まれてんのに
 まだ物欲しそうにヒクヒクしてやがる。
 分かるか……総司?」

「ん……分かる。
 ヒクヒクすんの……止まんねえ……」

「こいつもまたガチガチになってきやがった。」

土方さんの指が俺の中で動き回る間に、さっき吐き出したばかりの牡茎はまた反り返る程に固くなっていた。

「もう一辺、此れで達っとくか?」

このままグチャグチャと掻き回され続ければ直ぐに達けるだろう……

けど……俺は……
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