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孤独を君の所為にする【歴史物短編集】

第5章 お前を全部俺に寄越せ【真・幕末新撰組】


「……ふっ…う………んくっ……」

「ほら、もっと奥まで咥えろ。」

「んぐぅ………っ……」

「………んっ。
 そう、上出来だ……総司。」

土方さんの両手が俺の後頭部を掴んで股間に押し付ける。

喉の奥を突かれた俺は涙を滲ませて嘔吐きながらも、口の中一杯に突っ込まれたそれに必死で舌を絡ませた。

「お前は口も厭らしいんだな。
 はっ……堪らねえ。」

「ふっ……んぐ…うっ……ごふっ…」

土方さんの手で頭を上下に揺さぶられて息が出来ねえ。

苦しくて苦しくて、頭が朦朧としちまうのに……

もう俺はガチガチにおっ勃てて、先端からは汁を滴らせていた。

「くそっ……耐えられねえ。
 このまま此所に出すぞ。
 ちゃんと飲めるな?」

「んっ……んっ。」

「良い子だ……
 くっっ………達くぞっ…」

「ぅぶっ……」

土方さんが吐き出した物が喉の奥に注がれる。

生臭くて少し苦くて……熱い。

「……んくっ……ぐぅ……」

俺はそれが口の端から漏れ出さない様に吸い上げ、喉を鳴らして飲み込んだ。
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