第5章 お前を全部俺に寄越せ【真・幕末新撰組】
口の中でピクピクと蠢くそれは全て吐き出し終えるとズルリと抜き出され、唾液と精液が混じり白く濁った糸を何本も引いた。
「うっ…え……えぐっ…」
「大丈夫か……総司。」
床に両手を着いて、肩で息をしながら嘔吐く俺の背中を土方さんが擦ってくれる。
「ん……大丈夫。」
どんなに苦しくたって、あんたが俺の口で果ててくれたのが堪らなく嬉しい。
あんたから吐き出される物なら、俺は幾らだって飲めるよ。
「……気持ち良かったか?」
呼吸を荒げたまま俺は聞いてみる。
「ああ。
恥ずかしい位の量を出しちまった。
無理をさせたな……すまない。」
俺を気遣ってくれるだけで充分だ。
だから「気にするな」と答えようとした瞬間、俺は土方さんに押し倒されて組み敷かれてしまった。
「どうしてそんな意外そうな顔してんだよ。
当然次はお前が果てる番だろうが。」
俺を見下ろし不敵に笑う土方さんの姿に俺は息を飲み、既に最大に膨張した牡茎がピクンと小さく跳ね上がるのを感じた。