第4章 アナタ ト イキタイ【イケメン戦国】
遂に全裸になった私の肩に三成くんの手が添えられる。
「とても綺麗ですよ…様。
……さあ。」
そして私の身体を半転させ、信長様に差し出すように少し背中を押した。
ふと顔を上げて見ると、信長様も既に全裸になっている。
その身体の中心でそそり立つモノに、私の目は釘付けになりコクリと喉を鳴らしてしまった。
……スゴイ。
なんて立派なの。
アレが今から私の中に……。
「さて…折角の据え膳だ。
有り難く戴くとしよう。」
くつくつと喉を鳴らして信長様が近付いて来る。
「貴様も厄介な男に惚れた様だな……。」
そのまま私はドサリと布団の上に組み敷かれてしまった。
信長様の手が品定めでもするように私の全身を這い回り
「………んっ…」
その柔らかい刺激に耐えられず声を漏らしてしまう。
「良い反応だ。」
満足気に微笑んだ信長様はその顔を三成くんへ向けて言った。
「一挙一動、全てを見逃すなよ……三成。
貴様がこれ迄見た事の無いの姿を晒させてやる。」
「はい。
宜しくお願い致します、信長様。」
頬を紅潮させ目を輝かせた三成くんは、私と信長様から少し離れた場所に背筋をきっちりと伸ばして正座をした。