第3章 ふたつめ。
・・・に、しても。
名無ちゃんマジ可愛い。
見た目が可愛いだけじゃなくて、声も可愛い。
でもちょっと待って。
今日会えたって事は、これからもずっと会えるって事?
トド松「デカパン博士、質問っ!
立入禁止が終わったんなら、前みたいに名無ちゃんに会いに来てもいいの?」
よく聞いたトッティ!と、多分兄弟全員がトッティの質問に賛同した。
デカパン「ワスとしては名無もようやく目覚めたんだし、あんまり会わせたくないダスよ・・・。
前に説明した通り、名無はお前らとはちょっと違う属性持ちダス」
おそ松「あー、確か発作がどうのって言ってたよな。
その発作ってなんなの?
起きるきっかけみたいなのを俺らも把握してたら、前もって防げるんじゃねーの?」
チョロ松「あ、それ僕も思った。
僕達としても名無ちゃんには無理させたくないし、せっかく元気になり始めたんだからその発作って言うのもできるだけ抑えてあげたいしさ」
おそ松兄さんとチョロ松兄さんの言葉に、僕達も頷く。
それを見て名無ちゃんが微笑んだ。
あ、やっぱ可愛い。
『みん、な・・・・・・。
・・・・・・うん・・・、あり・・・がと・・・』
うん。
やばい可愛い。
さっきから可愛いしか言ってないけど、可愛い。
隣に連れ添ってるデカパンと場所チェンジしたい。マジで。切実に。