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コトノハつむぎ

第1章 さいしょ


十四松「あ!!!」


ポンッ


おそ松「お。どーした、なんか思い出した?」

十四松「えっとねーなんかねー、女の子居た!」

トド松「うん、それはもうみんな知ってるよ十四松兄さん」

十四松「そうなの!?」

一松「そうなの。
で、その女の子がどうしたの」

十四松「可愛かった!!」

チョロ松「そっか、可愛かったのか。
・・・・・・・・・って、ん・・・?」

カラ松「・・・・・・すまない十四松、もう一回言ってくれないか?」

十四松「可愛かった!!!」






え。

・・・え。






おそ松「・・・うん、ちょっと待って。
お兄ちゃん混乱してきたよ」

デカパン「チッ・・・顔まで見たのか・・・」

チョロ松「デカパン、キャラ。
・・・って、え・・・なに?
十四松・・・・・・もしかして、名無ちゃんの顔見て・・・可愛いくて気絶したの?」

十四松「名無ちゃんって言うの?
うんっ、すっげー可愛かった!!!」



ぽんっ



コミカルな音を立てて、十四松の一本だけあるアホ毛の先端がハートマークになる。

え、は?


じゃあなに・・・名無ちゃんの可愛さにやられて気絶して放電した、って訳?


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