第1章 さいしょ
カラ松「・・・・・・ガールがここに居る理由も、ブラザー達の力が無効化された理由も解った。
だが、そもそも何故十四松は気絶したんだ?」
あ。そう言えば。
確かに忘れるとこだったぜ・・・。
トド松「あの時は・・・確か、十四松兄さんがいい匂いに反応して・・・療養してる名無ちゃんを見つけたんだったよね。
それで・・・名無ちゃんに話しかけて・・・。倒れた」
チョロ松「・・・って、それだけ?」
トド松「うん。
名無ちゃんの顔の近くで、いつもみたいに野球の事言おうとしたらいきなり」
おそ松「なんだそりゃ?
名無ちゃんの顔見たらぶっ倒れたって言いたいの?」
ますます解んなくなってくる。
あの十四松がいきなり疲れたとかは有り得ねーし。
・・・と。
そうこう考えてる内に本人の十四松がハッ!と覚醒する。
十四松「・・・・・・!!!
あっれー、ここどこ!?」
一松「デカパン研究所の客室」
十四松「あ!一松兄さんだ!
おは4!3!6・・・のゲッツー!!!」
一松「・・・うん、おはよう。
てかお前大丈夫なの。急にぶっ倒れたけど」
十四松「???」
起きがけに通常運転な十四松。
うん、やっぱこれが十四松だよな。これぞ十四松。
体調を心配してか一松がそう聞けば、十四松は90度首をかしげた。
・・・よくあんな綺麗に曲がるな。首。