第1章 さいしょ
おそ松「・・・なーんかよく解らねーけどさ、後で説明とかあんの?
いくら馬鹿な俺でもさすがに気になるんだけど」
弟達も頷く。
女の子を見つめてたデカパンだったけど、しばらくしてから俺達に視線を移す。
デカパン「・・・・・・場所を移すダスよ」
どうやら教えてくれるらしい。
まだ再起不能らしい十四松をカラ松が背負って、俺達はデカパンの後ろを着いて行った。
案内されたのは会議室みたいな感じの・・・なんつーか、学校で言う応接室の広いバージョン?の部屋だった。部屋の真ん中にはテーブル、その周りに椅子が10個くらい。
デカパンに「とりあえず座るダス」って言われて、俺達は座った。
ちなみに十四松はまだ起きそうにない。背負ってたカラ松が十四松を椅子に座らせて、その隣にカラ松が座る。
デカパン「・・・さて、何から話せばいいダスかね・・・」
チョロ松「えっと・・・じゃあ、さっきのって一体なに?
十四松の雷・・・消えたんだけど」
デカパン「あれは・・・あの子の力ダス」
カラ松「あの子、と言う事は・・・さっきの部屋に居たガールか。
力と言うと・・・俺達と同じく属性持ちと言う事か?」
デカパン「・・・そうダス。
でも、お前ら兄弟のような属性持ちじゃないダス・・・」
俺達と違う?
そりゃまあ自分と同じ属性の奴は生まれてこの方会った時ねえけど・・・。