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観察日誌  リヴァイ・アッカーマン

第45章 四十五日目



ウリエの風邪は全快した。
早速試してみた。
だが。

「何処かツライところは無いか?」
「ありません。」
「今日から食堂で飯が食えるな。」
「はい。」
「じゃあ、行ってくる。」
「いってらっしゃいませ、リヴァイ様。」

俺の問いかけの仕方の所為だろう。
食事の際も何度か話しかけるが、なかなかYES、NO以外の会話が難しい。

ただ会話をする。という事がどんなに難しい事か。

心の機微だ。聞きたいのは。

悩んでも仕方ない、明日だ。





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