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観察日誌  リヴァイ・アッカーマン

第166章 百六十六日目



今日はハンジがウリエの仕事場に入り浸っていたようだ。

夕食の際、ウリエがハンジを連れて現れた。

「リヴァイさん。ハンジさんもご一緒してもよろしいでしょうか?」
「……好きにしろ。」

ニヤニヤしながらウリエを挟んで俺の向こう側に座るハンジ。
なぜか横一列に並ぶ。

「でね。マートンはね…――」
「――…そうなんですか。」

ウリエがハンジとスムーズに会話をしている。
YES・NO以外でだ。
その事はいい。

ただ、食事の席まで巨人の話をする必要があるか?
わざわざ俺の横に座って。

結局、巨人の話だけで食事を終えた。
巨人と言うだけで良くそこまでネタが尽きないな。





就寝直前外で雷が鳴り始めるが、ウリエは怖がることなく、興味深そうに窓の外を眺めていた。

「面白いか?」
「はい。」

雷雲はだいぶ近いようで光るとすぐに大きな音がする。
雨もバケツをひっくり返したようなありさまで、強く窓を叩く。

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