第158章 百五十八日目
昨日溜めていた仕事が思い切り残っていた。
部下達がやってくれていると甘えた俺が間違っていた。
珍しくハンジが手を貸してくれた。
「それでー?ウリエちゃんとは仲直りできたの?」
「…………。」
「あの結婚宣言男だけど、エルヴィンに酷く怒られてたよ?」
「…………。」
「まぁ、もうここにはいられないんじゃないかな?ウリエちゃん、盗られなくてよかったねぇ。」
「うるせぇ。口動かしてる暇があるなら手を動かせ。」
あの、奇行種がべらべらと喋るから、部屋に戻ったのは結局深夜だ。
・・・