第159章 百五十九日目
エルヴィンに呼ばれた。
「ウリエの事だが。」
開口一番これだ。
「リヴァイ。これからどうする。ウリエもだいぶしっかりしてきたし、この機会に一人部屋」
「必要ない。あいつは俺の物だ。誰にも渡さん。」
意固地になるな。
意固地になってはウリエに示しが付かない。
「ほう。それは、そう言う事と受け取っていいのか?」
「あぁ。」
「ウリエはなんて?」
「あいつはまだ理解できていない。だから俺が教える。」
先は長そうだな。というエルヴィンの言葉を背中に貰った。
その通りの様だ。
部屋に戻って、キスの一つでもしてみるが、嬉しそうに笑うだけ。
肩すかしを喰らっているような気になるのは俺だけか?
・・・