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観察日誌  リヴァイ・アッカーマン

第133章 百三十三日目



腕は完治したようだ。
今日から早速、調教師の所へ行かせた。

今までウリエが学んできた事とあまり変わり映えはしないようだったが、気疲れしていた。

制服も支給され、ウリエは本格的にこの調査兵団の馬の調教師として働くことを認められた。

「リヴァイさん。働くとお金がもらえるんですか?」
「あぁ。そう教えたはずだ。」
「いつ、もらえるんでしょうか?」

金を稼ぐシステムは教えたが、いつ金が手に入るかを教えていなかった。
…そもそもそのぐらい知っている歳だろうが。

「決まった日にその月働いた分の金がもらえる。まずはひと月働け。そしたらわかる。」
「はい。」

妙なとこでガキ臭い。
しかし、楽しそうにしているのでいいだろう。

腕も問題ないようで、落馬した時の恐怖もほとんど無いようだった。

いつかここから出ていくのだろうか。
ウリエがここからいなくなる?

想像がつかない。






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